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第七回 JIDLカレッジセミナーを開催!
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第七回 JIDLカレッジセミナーを開催!

2024年4月11日(木)に、第七回JIDLカレッジセミナーを日本外国特派員協会(東京・丸の内)にて開催いたしました。この会場は約1年前にも使用した会場で、雰囲気といい、非日常感といい、参加者から多くの好評をいただき、今回も使用することとしました。

JIDLカレッジセミナーは、「イノベーションはいつ・だれによって、どんな時に起こるのか」をテーマにしており、イノベーションのタネとなる気づきや発見を見つけていくというもの。セミナーというタイトルがついていますが、聴くだけでなく、参加者が個人で、参加者同士で考えるプログラムもある、ほかにはあまりない内容です。

今回のプログラムは、第一部は徳島大学大学院教授・京都大学大学院医学研究科特定教授の宇都義浩氏。第二部は、当会の理事長・池野と、宇都義浩氏によるトークショー。そして第三部は参加者が自ら考えるワークショップです。

第一部、宇都義浩氏の講演タイトルは「イノベーションにつながる着眼点の重要さ」。医学的なことをはじめ、さまざまな分野で活躍する宇都氏のイノベーションにつながる原点は、実は意外なところにありました。とても人間的で温かさを感じる原点です。イノベーションを実現するには高速トライ&エラー、アジャイル的に行動をすることが大切というお話に参加者は深くうなずいていました。また、顔の表情を撮影した1分程度の動画を解析して、その人の魅力度を鑑定するという取り組みについてもお話しいただきました。

第二部のトークセッションでは、宇都氏と池野によるトークセッション。第一部の終盤で宇都氏が話された魅力度の仕組みに池野は興味津々。「なぜ、魅力度はわかるのか」「結果をどのように活かすと良いのか」などを次々に質問していきます。また、宇都氏の着眼点と池野の着眼点の共通項についても盛り上がりを見せました。

第三部のワークショップは、企画の幅が広がるフレームワークを用いて実施。このフレームワークはあまり馴染みはないため、やり始めは難しいと感じる参加者も多くいましたが、進めていくなかで理解が深まり、面白いアイデアをたくさん聞くことができました。
イノベーションはもしかしたら遠くにあるものではなく、近くにあるのではないか。もしかしたらアンテナの感度次第ではないか、という気持ちにさせるワークショップでした。

今後も、参加者の方々が「参加して良かった」「また参加したい」と思ってもらえるように企画していきたいと思います。